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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

二度も続けられたら

(2014年6月15日)

給料袋を開けると、明細書よりも多くのお金が入っていました。それで、そのまま何も言わないでちょうだいすることにしました。いや、私ではなくて、別の人の話です。

翌月。今度は少なすぎました。そこで、社長室に文句を言いに行きました。社長は言いました。「給料が多すぎた時は何も言わないで、少ない時だけ文句を言うのかね?」 しかし、彼は少しも悪びれず、「一度の過ちなら我慢もできますが、同じことを二度も続けられては黙っていられません」。

イエスさまは、7を70倍するまで赦せとおっしゃいました。だから、こういう言い訳は成り立たないのでしょうね。え? 何かおかしいですか? ああ、そもそも最初が問題なのですね。

それにしても、神さまの私たちに対する態度を思う時、感激を押さえることができません。私たちがいい時も悪い時も、決して変わらず私たちを愛と尊敬を持って取り扱ってくださいます。私たちは、何度も何度も、同じような間違いを繰り返してしまいますが、そのたびごとに、まるで最初の失敗であるかのように赦してくださいます。それは、神さまが罪に無頓着だからではなく、イエスさまが罪の罰を身代わりに受けてくださったからです。

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