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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

バレンタインのプレゼント

(2016年2月14日)

今日は聖バレンタインデーですね。さすがに既婚者ですし、何かを期待する年頃でもないのですが、この日になると思い出す出来事があります。もう20年も前のことです。

その日は夜11時前の帰宅となりました。もう子どもたちは寝てしまっています。すると、テーブルの上に紙袋が置いてあります。家内によると、当時小学校1年生だった長女から私への、バレンタインのプレゼントだそうです。さっそく開けてみると、毛糸の塊でした。そして、付箋紙に書かれた短い手紙。これはお父さんのために学校で一生懸命作ったマフラーだと書いてありました。

そのマフラーは、短いし、目はものすごく荒いし、4色の毛糸が混合しているし(しかも、それぞれ太さが違う)、客観的に見るならばとてもマフラーには見えないものです。でも、私にとっては大切な大切な娘の手編みのマフラー。感激しました。もちろん、毛糸がほつれるまで使いましたとも。

神さまが私たちの行ないをご覧になる時も同じだろうと思うのです。私たちの行ないは、決して神さまの要求水準を満足させられるものではありません。私たちの行ないを見て、それがなかなかうまくやっているから、だから神さまが喜んでくださるということはありません。ただ、ただ私たちが神さまの子どもだから、だから神さまは私たちの精一杯の行ないを喜んでくださるのです。

イエスさまはあなたを神の子どもにするために来られました。イエスさまを救い主として受け入れたあなたは、神さまの大切な大切な子どもです。

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