(2018年12月2日)
アメリカの人種差別撤廃のために尽力した、キング牧師がこんな言葉を残しておられます。「どんな人間でも立派な人間になれる。なぜなら、だれでも奉仕をすることができるからである。クリスチャンが行なう奉仕というのは、教会堂の中だけで行なう活動ばかりではありません。私たちが家庭や職場や地域で示す小さな愛のわざ。それもまたクリスチャンの奉仕です。
奉仕をするのに、学位を取得する必要はない。奉仕をするのに、主語と動詞を一致させる、といった文法のことを問題にする必要はない。奉仕をするのに、プラトンやアリストテレスについて知る必要はない。また、奉仕をするのに、アインシュタインの相対性理論を理解する必要もない。奉仕をするのに、物理学における熱力学の第二法則も必要ない。
人間に必要なのは、ただ恵みに満ち溢れた心だけである。愛から生み出される魂だけである」。