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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

問われる本音

(2019年5月26日)

ある事情で「オマージュ」について調べていました。そんな中、ふと気になったのが、「オマージュ」と「パロディ」と「パクリ」の違い。どれも、他人の作品を使って自分の作品を作る行為です。いったいどんな違いがあるのでしょうか。

ある人がこう表現したそうです(出典はこちら)。
  • バレて困るのがパクリ
  • バレると嬉しいのがオマージュ 
  • バレないと困るのがパロディー
言い得て妙です。口で「これはオマージュです」「これはパロディです」と主張したとしても、問われているのはその人の本音。他人の作品とその作者に対する深い尊敬の念や、風刺・批判・笑いなどを生み出したいという思いなのか、それとも楽をして儲けたいという自己中心的な思いなのか、ということですね。

時々このサイトの読者の方からメールをいただき、具体的な行動を挙げて「これは罪ですか?」と質問されます。ケースによりますが、それに対してローマ14章の言葉を引用してお返事することがあります。この箇所でパウロは、クリスチャンとして食べてはいけないものなんじゃないか(たとえば偶像に供えられた食べ物)と思っている人がそれを食べるなら、客観的にその行為が聖書で禁じられた行為でなくても罪ありとされると語ってます。「なぜなら、それは信仰から出ていないからです。信仰から出ていないことは、みな罪です」(ローマ14:23)。

逆に言えば、あなたがイエスさまを愛し、イエスさまのために行なったことならば、結果的にうまくいかなくても、失敗したとしても、イエスさまはあなたの行ないを喜んでくださいます。神さまは、私たちのうわべの行動だけでなく、むしろ心、その本音を評価なさいます(第1サムエル16:7)。

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