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ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

現実的な人

(2021年11月21日)

アメリカの作家でメソジスト教会のリーダーとしても働いていたウィリアム・アーサー・ウォード(1921-1994年)が、次のような言葉エッセイを残しています。
悲観的な人間は、風について不平を鳴らす。
楽観的な人間は、それが変わることを期待する。
現実的な人間は、帆を調整する。

聖書は、この世の中の一切のものが、創造主であり全知全能である神さまによってコントロールされていることを教えています。さらに、その神さまが、私たちのあらゆる罪をイエス・キリストを通して完全に赦してくださり、神さまの子どもとして愛してくださっていることも教えています。

ですから、私たちの身の回りで起こることで、私たちの本当の幸せを破壊することは決して起こりません。それどころか、「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています」(ローマ8:28)。

ですから、思わぬ事態に陥ったとき、私たちは神さまのお働きを期待して安心していられます。ただし、それは口を開けて事態の変化を待つということではありません。ウォード氏が語る「現実的な人間」のように、今の状況の中で自分にできることを考えて実行していきたいと思います。神さまに知恵と力を求めて祈りながら。

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