本文へスキップ

ショートエッセイ:中通りコミュニティ・チャーチ

砂上の楼閣(聖書由来の言葉6)

(2024年1月21日)

砂上の楼閣」とは、「見た目は立派なのに基礎がしっかりしていないため、長続きしない物事」を指す言葉です。楼閣というのは高くて立派な建物のことですね。この言葉も聖書が由来です。

いわゆる「山上の説教」(山上の垂訓)の最後に、イエス・キリストは次のような話をしました。(マタイによる福音書7:26-27)また、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人にたとえることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもその倒れ方はひどいものでした。

以前ビジネスの勉強をしたとき、「どんなふうにすればいいか知っていてもそれを実行しなければ、知らないのと同じだ」と教わったことがあります。神さまの命令も同じです。知っているだけで実践しなければ意味がありません。

そして、実践して初めて私たちは「自分は不十分だ」ということを思い知らされ、ますますイエスさまによる赦しと聖霊なる神さまによる助けを求めるようになります。

「人はみんな罪人であり、赦しを必要としている」という聖書の教えについて、今ひとつピンとこないという方がいらっしゃいますか? それなら新約聖書の中にある命令のどれか一つでも、徹底的に守ってみてください。

連絡先

〒962-0001
福島県須賀川市森宿辰根沢74-5

TEL 090-6689-6452
E-Mail info@nakakomi.com