ショートエッセイ：中通りコミュニティ・チャーチ

（2024年4月14日）

以前営業マンの人に聞いたのですが、どんなに素晴らしい話をしたとしても、多くの人は次のように反応するそうです。

1. 聞こうとしない
2. 聞いても、理解しない
3. 理解しても、我が事と思わない
4. 我が事と思っても、行動しない

こういう「しない」の壁があるのです。それをどう突破して行動を促すかが、営業マンの腕の見せ所。

ところで「しない」と言えば、モーセを通じて神さまがシナイ山で律法をお与えになった時、イスラエルの民もこのような「しない」状態でした。

でも私たちはイスラエルの民を笑えません。私たちも、「聞こうとしない」「聞いても、理解しない」「理解しても、我が事と思わない」「我が事と思っても、行動しない」、そういう状態になることはないでしょうか。

「今日、もし御声を聞くなら、あなたがたの心を頑なにしてはならない。荒野での試みの日に神に逆らったときのように」（ヘブル3:7-8）。