洋服の色を合わせるように

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(2013.6.16)

クリスチャンの友人、Kさんから聞いた話です。

Kさんの友だち(この方もクリスチャンです)が、ちょっとした誤解から、上司との人間関係が悪くなってしまったそうです。そうしたら、出勤するのがたまらなくつらくなってしまいました。朝起きると「ああ、またあのつらい職場に行かなきゃならないのか」と思ってどんより。出勤途中も「今日も嫌みを言われるんだろうな」とか「今日もこんな嫌な気持ちでずっと過ごさなきゃいけないのかな」とか、次々と否定的な思いがわいてきます。

そういう話をKさんにしたところ、Kさんは「感情というのは、置かれた状況が直接生み出すのではなくて、状況をどう捉えるかという考えから生まれる」と語り、否定的な言葉を自分に向かってかける代わりに、聖書の言葉を自分に読み聞かせたらどうかとアドバイスしました。

友だちはさっそく実行しました。まず、神さまが自分を愛し、守っていてくださることを思い起こすことができるような聖句をカードに書き写しました。そして、起きて最初に目に入る目覚まし時計にそれを貼り付けました。次に洗面所にも、トイレにも、玄関のドアの内側にも。そして、ポケットにもカードを入れ、職場で怒鳴られたり嫌みを言われたりするたびに、それを取り出して読みました。

今まではどんより気分で出勤していましたが、今では「今日はどの洋服に、どのみことばカードを入れていこうか」と、まるで洋服の色を合わせるように楽しみながら朝の準備をしているということです。

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