大きくなった僕へ

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(2013.6.23)

I君は17才です。中学生の時に不登校となり、今は親元から遠く離れた教会の寮で、共同生活をしながら、心の翼を休めています。

そんな彼のもとに、お母さんから荷物が届きました。その中には、一通の手紙が入っていました。それは、I君が7歳の時に書いたもので、学校のタイムカプセルの中に入れたものでした。10年たってタイムカプセルを掘り出したので、当時の担任や友だちが実家まで届けてくれたのです。

その手紙は「大きくなった僕へ/私へ」というタイトルで、10年後の自分にあてて書いた手紙でした。そこには、こんな言葉がつづられていました。

大きくなった僕へ

僕はIです。
僕は7才です。
僕は僕です。

これを読んで、I君ははっとしました。

そうだ、僕は僕だった。勉強や人間関係でつまずいて、こんな自分はダメだと思い、そうして心を病んでいったけれど、僕は僕のままでいいんだ。なぜなら、イエスさまの十字架のおかげで、僕のすべては赦されていて、神さまは、今このままの僕を受け入れて下さっているんだから……。

そう思った時、自分の内側にふつふつと力がわいてくるのが分かったと言います。

そうです。あなたは、あなたでいいのです。イエスさまは、今そのままのあなたを愛しておられます。今そのままのあなたのことを、すばらしい宝物だと言っておられます。

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