意志が強すぎ

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(2013.7.28)

日本でも様々な依存症が問題になっています。アルコール依存や摂食障害だけでなく、薬物、たばこ、ギャンブル、セックス、買い物、インターネット……様々なものにはまってしまい、抜け出したくても抜け出せないでいる人たちが急増しています。

依存症の人について、一般には「あの人たちは意志が弱いからやめられないんだ」と思われがちです。しかし、伝道者仲間の金藤晃一先生は、事実はその逆であるとおっしゃっています。依存症になっていく人たちの多くは、とても意志が強い人たちだと。

その人たちは、コントロール欲求がとても強く、自分の人生でも、他人でも、世界でも、何でも自分の思い通りにしたいという、強力な意志を持った人たちだというのです。しかし、残念ながら、他人や世界は自分の思い通りに動いてはくれませんね。だから、苦しい現実に耐えられなくなって、現実から目をそらしてくれる酒や薬物を求めるようになるのです。

個人の問題でも、人間関係の問題でも、苦しみの多くは、自分がすべてをコントロールしようとするところから生じます。自分自身や他人や世界を、自分の思い通りに動かそうとするのをやめて、最善以外なさらない方、すなわち聖書の神さまにいっさいをおゆだねするとき、私たちの心に平安が訪れます。そして、私たちが本当に力を注がなければならないところに、全力を傾けることができるようになります。

あなたがしっかりと握っているものは、いったい何ですか? 手放してみませんか?

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