後ろから見た刺繍

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(2013.9.29)

昨日、今日と、福島県郡山市で、「ホープフクシマ2013」と題した大きなキリスト教の集会が行なわれています。そして、レーナ・マリヤさん、アルフィー・サイラスさん、ジョン・ルーカスさん、サムエルさん、マーク・クリスチャンさんら多彩なゲストが賛美の歌を披露してくださり、メインスピーカーとしてウィリアム・フランクリン・グラハム牧師(通称ウィル先生)が聖書の話をしてくださっています。昨日も、たくさんの人たちが、ウィル先生の招きに応じて前に出て行き、イエス・キリストを救い主として心にお迎えになりました。

さて、ウィル先生は、20世紀を代表する伝道者であるビリー・グラハム先生のお孫さんです。今日は、おじいさんのビリー・グラハム師の逸話を一つお話ししましょう。

昔、ビリー・グラハム師が道を歩いていると、男性がいきなり銃を突きつけて来たそうです。そして、男はこう言いました。

 「俺の人生は問題だらけだ。俺は人生に絶望して死のうと思った。だが、あんたが神は愛だと語っているのを聞いた。ならばどうして俺の人生にこんなにひどいことばかりが起こるのか説明してくれ。もし、納得のいく説明ができればよし。もしできなければ、俺はあんたを殺してから自殺する」。

グラハム師は、一瞬心の中で神さまに祈りました。そして、ポケットの中からハンカチを取り出しました。そこには、美しい模様が刺繍されていました。グラハム師はハンカチを裏返すと、男にこう語りかけました。

「刺繍を裏から見ると、糸が複雑に入り組んでいて何がなんだか分かりません。しかし、表から見ると、これらの糸が美しい模様を描き出しています。私たちの人生もこれと同じです。私には、あなたの人生に起こったそれぞれの苦しみの意味は分かりません。しかし、確かなことは、神さまはあなたを深く愛しておられ、あなたの人生にすばらしいご計画をお持ちだということです」。

男は、銃を降ろしました。そして、もっと神さまのことを聞かせてくれるように、グラハム師に願ったのでした。

あなたの人生に起こる様々な問題も、裏返してみると、美しい模様の一部になっています。

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