誰に言われるか

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(2013.12.8)

私たちにとっては、「何を言われるか」ももちろん大切ですが、むしろ「誰に言われるか」ということを重視しているのではないでしょうか。

高校生のA君が、髪の毛を真っ赤に染め、まるで鶏のとさかのように立てて帰ってきました。両親は「何だ、その髪は。切ってこい!」と言いましたが、A君は「うるせぇ!」と怒鳴ると、すぐに家を飛び出してしまいました。

ちょうどその時、隣のおばさんが、門の周りの掃き掃除のために外に出てきました。このおばさんは、A君が小さい時から、A君のことをとてもかわいがってくれた人でした。おばさんは、険しい顔をして飛び出してきたA君を見ると、ほうきを置いて近づいてきました。そして、A君をぎゅーっと抱きしめ、耳元でこうささやいたのです。「おばちゃん、その髪型、A君に似合わないと思うよ」。A君は、その足で髪の毛を切りに行ったのでした。

私たちがイエスさまの命令を守ろうとするのは、それが守らなければならない掟だからとか、守らないとあとが怖いからというよりも、まず第一に、イエスさまが私たちのことを大好きで、そして私たちもイエスさまのことが大好きだからです。

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