ゴミの山、宝の山

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(2014.11.16)

秋は落ち葉のシーズンですね。落ち葉はきをしている方を見て思い出したことがあります。15年以上前に住んでいた借家の玄関の横には、大きな木がありました。その木が、秋ばかりか一年中大量の落ち葉を落とすので、前の排水溝が詰まったりして困っていました。

ところが、ある時から、一人のおじさんが我が家の前の溝を掃除してくださるようになりました。あのいまいましい落ち葉も袋に詰めて全部持っていってくださいます。最初は、隣の駐車場の管理人の方かなあと思っていたのですが、家内があいさつしてみるとそうではないようです。その方がおっしゃるには、あの落ち葉を堆肥にするために集めていらっしゃるのだとか。我が家の落ち葉は、ほとんどが舗装道路や溝に落ちるので、集めやすいのだそうです。実は、あの木の落ち葉で作った堆肥は最高なのだとか。

似たような話ですが、当時の家の台所の裏手には、臭い臭いドクダミが大量に生えてきて、時々汗だくになって除去していたものです。すると、お向かいの奥さんが「煎じて飲むから下さいな」とおっしゃいました。ドクダミは漢方薬になるのですね。

私にとってはいまいましい落ち葉や雑草の山でしたが、見る人が見たら宝の山。神さまが私たちをご覧になるときも、きっと宝の山に見えるのでしょう。そして、神さまはその宝をうまく生かしてくださるのでしょうね。

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