復活の時

トップページショートエッセイ集2014年 > このページ

(2014.11.23)

福島で開拓伝道を始めたばかりの頃、たまたま仕事で知り合いになったTさんは、私が牧師と知り、ご自分の身の上を話してくださいました。

Tさんは20年前に結婚をなさり、3人のお子さんにも恵まれました。しかし、いつの間にかご主人との仲がぎくしゃくし始め、結婚14年目にして、ついにTさんは離婚することになりました。しかし、経済力が無いため、子どもたちを残して家を出なければなりませんでした。

それから4年、生活のために必死に働かねばならず、人間関係などの様々な重荷に耐えかねて、最近教会に通い始めたというではありませんか。しかも、それが私の知り合いが牧師をしている教会で、ちょっと驚かされました。

さて、その後日談です。やがてTさんは、教会の皆さんの温かい関わりの中で救い主イエスさまと出会い、洗礼をお受けになります。今まで、いっさいを自力・我力でがんばってこられましたが、神さまに人生をおゆだねする決心をし、その結果、すっかり肩の力が抜けて、言いようもない平安と喜びを体験なさいました。

祝福はそれだけにとどまりませんでした。ある時、唐突に前のご主人と出会う機会を与えられます。Tさんは、かつての自分を謝罪するとともに、自分でも思ってもみなかった言葉を彼に語ります。「もう一度やり直したい」と。

その後、ご主人もお子さんたちも、Tさんと共に教会に通うようになられ、ほどなくイエスさまを心にお迎えになりました。そして、Tさんとご主人とは、再び結婚式を挙げました。私も呼んでいただきましたが、それはそれは感動に満ちた式でした。振り返れば、つらくて苦しい数年間。しかし、「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(第2コリント5:17)

今、日本では爆発的に離婚が増えています。そんな中、イエスさまを信じた方の上に、このような奇跡が起こったということを、ぜひ皆さんにも知っていただきいと思います。

Copyright(c) 2014 Nakadoori Community Church All Rights Reserved.