鳥の鳥目

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(2016.6.5)

ホッチョカケタカ、ホッチョカケタカ……。最近、夜になると、近所でホトトギスが鳴きます。なぜ夜にわざわざ鳴くのかは分かりません。実は昼間も鳴いていて、さまざまな生活音に紛れて気がつかないだけなのかもしれませんが。それにしても、ネオンの明るい都会のど真ん中ならまだしも、田舎の暗い林の中でよく目が見えるものだと感心します。

……あれ、ちょっと待って。鳥って、鳥目じゃなかったっけ?

そこで調べてみました。なんと、鳥が鳥目だというのは大きな誤解で、フクロウやミミズクばかりでなく、ほとんどの鳥は夜も目が見えるとのこと。どうしてそういう誤解が生じたのかは諸説あるようですが、とにかく誤解だというのです。

鳥の鳥目のように、本当はそうではないのに、知らない間に一般に広まって信じられている誤解って、案外多いのかもしれません。「酒飲むな煙草吸うなの耶蘇教は嗚呼面倒な宗旨なりけり」という狂歌があるように、キリスト教に入信すると「すべし・すべからず」というさまざまな規則を押しつけられて、窮屈な思いをすることになる。これもまた「鳥の鳥目」です。

イエス・キリストの十字架によって全ての罪が赦されたから、私たちはそのままで神さまに愛されている。だから喜んで神さまの命令に応えたいと思う。それが事実です。

そのことをどうにかして世界に伝えていきたい。私はそんな願いを持っています。

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