うちの土地

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(2016.11.27)

11月14日は、月の最接近と満月が重なるスーパームーンでした。残念ながら福島は曇天で、見ることができなかったので、翌日のスーパー十六夜を楽しみました。

雲間に覗く月を見ながら、そういえばあそこにうちの土地があったんだったと思い出しました。実は、今からちょうど10年前、月の土地を買ったのです。いや、ほんと。

当時、飛行機備え付けの雑誌を読んでいましたら、月の一区画が約1500坪(サッカー場くらいの広さ)の土地が分譲されているという記事が載っていました。固定資産税も、相続税もかからず、しかも驚くほどの安値だというのです。なんと2,700円です。1坪2,700円ではなく、1500坪で2,700円。

面白がって注文してみると、仰々しい権利書と、「うちの土地」の場所が記されている月の地図が送られてきました。その地図とみると、うちの土地は左下あたりにある「湿りの海」という平地の上にあります。よかった、クレーターの中じゃなくて。私には財産などほとんどありませんが、あそこに1500坪の土地があるんだと思って月を見上げると、ちょっと豊かな気分になれます。

しかし、クリスチャンは、やがて神の国を受け継ぐと約束されています。しかも、全くの無料で。「あなたがたは、主から報いとして、御国を相続させていただくことを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです」(コロサイ3:24)。それに比べたら、1,500坪の土地なんて小さい、小さい。

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