結婚を控えたカップル、結婚したばかりのカップル、何年も一緒に過ごしたカップルの
コミュニケーションについて、心理学に基づいたヒントを発信します。
金婚式を迎えても、アツアツの二人でいられますように!
トップページ > アツアツのコミュニケーション > このページ
あなたが結婚しているとして、配偶者(恋愛中なら恋人)に、こんなことを言われたら、どんな風に対応しますか?
「何でそんなことするの? こっちの方がいいよ」
それが、あなたなりによく考えてやったことであればあるほど、「だって……」と自己弁護をしたくなったり、「いや、絶対にこっちの方がいい」と、相手よりもさらに大きな声で主張したくなったりするかもしれませんね。自分の考えや気持ち、あるいは好みなどを否定されたり、無視されたりするのは、人間、嫌なものです。相手に、なぜ自分はそれをしたのか、しようとしているのかということを聴いて欲しい、分かって欲しいと思うのではないでしょうか。
ということは、です。相手も、相手の考えや気持ち、好みなどを否定されたり、無視されたりしたら嫌だということです。相手も、聴いて欲しい、分かって欲しいのです。ですから、相手の話をよく聴かないまま、こちらの考えや気持ちを訴えても、相手はなかなかそれを受け取ってくれません。相手は、まだ「聴いてもらいたい。分かってもらいたい」という欲求不満状態にあって、こちらの話を聴く心の余裕がないからです。
また、相手が悩んでいたり、物事をうまくやれなかったりしていて、励ましたり、直したり、アドバイスしたりしたいときも、まずは相手の気持ちや考えをよく聴いてからでなければ、あなたのせっかくの暖かいアドバイスも、耳に入ってきません。
人は、教えて欲しいのでも、直して欲しいのでもありません。ましてや、説教されたくも、叱責されたくも、バカにされたくもありません。人は、聴いて欲しいのです。分かって欲しいのです。
そこで、豊かな夫婦関係(相手が恋人でも、子どもでも、部下でも、生徒でも同じですが)を育てる秘訣は、とにかく「黙って聴く」ということです。相手は、聴いて欲しいのですから。あなたがしゃべっている分だけ、相手のしゃべる時間が少なくなります。教えたり、直したりすれば、相手は自分が否定されたととるかもしれません。
もちろん、ずーっと黙ってばかりもいられません。相手の話を聴いて、感想を言ったり、質問をしたり、反論したり、自己主張したりしていいのです。ただ、時々でいいので、「普段の自分だったら、必ずここで一言挟んでいるよなあ」という、その一言をぐっと飲み込んで、「なるほど」「そっかぁ」と、うなずきながら聴いてみましょう。きっと、新しい関係が始まります。
「教会ウエディング」は、牧師による教会ウエディング(キリスト教式の挙式。キリスト教会での結婚式)に関する情報、
結婚前後のカップルのための心理学・コミュニケーションに関するお話しを掲載するサイトです。
Copyright(c) 2006 Oasis Counseling Service All Rights Reserved.