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相手の話に口を挟まないで、黙って聴くことを「傾聴」と言います。ただ、黙って聴くといっても、相手が「これは聴いているふりをしているだけで、本当はちゃんと聴いてない」と感じてしまえば、意味がありません。
そこで、人の話を聴くときには、「ちゃんと聴いてますよ」というサインを出しながら聴くことが大切です。サインにはいろいろありますが、ここでは特に3つのポイントを挙げさせていただきます。
相手を見つめながら話を聴くということです。テレビや新聞を見ながらとか、うつむきながらとかではなく、相手に暖かい視線を送りながら聴きます(決して、にらむのではありません!)。
試しに、わざと視線をはずして聴いてみてください。しゃべる方もとてもしゃべりにくいし、聴いている方も集中して聴けなくなってきます。アイコンタクトは、とても大切な心構えです。
うなずきながら聴いてもらえると、「この人は、私の話を否定しない。バカにしない」と感じて、話し手は話しやすくなります。ちょっと大げさなくらい大きくうなずきましょう。実は、それで相手にとってはちょうどいい位なのです。
前述のアイコンタクトはとても大切ですが、だからといって、じーっと見つめすぎるのも、かえって相手を緊張させてしまいます。しかし、うなずきながら聴くと、適度に、しかもわざとらしくなく視線をはずすことができるので、緊張を和らげることができるのです。
何かしら声を出しながら聴くということです。ただし、基本は「黙って聴く。口を挟まないで聴く」ということですから、特に意味のあることを言うわけではありません。ただ、「聴いてますよ」というサインです。
具体的には、たとえば、「へー」「ふーん」「なるほど」「そっかぁ」「うんうん」「はい」「ええ」「それから?」「それで?」「そうなんだ」などです。
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