フィードバック1

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言葉のフィードバック

「あなたの話をちゃんと聴いていますよ」というサインを出しながら、相手の話を聴くことは、相手を安心させ、もっとしゃべりたいという思いを与え、さらには、あなたの言葉を聞こうという思いを与えます(→傾聴1)。

じっくりと傾聴しながら、時々でいいので、相手の話の一部を拾って、そのまま繰り返しましょう。すると、相手はあなたがちゃんと聴いていると分かります。これを「フィードバック」と言います(「エコー」あるいは「反射」とも言います)。

話をうまくまとめようとか、重要な言葉を選んで拾おうとかしなくてかまいません(治療的な目的で聴くときは、そうすることが必要なのですが、日常会話でそこまでは必要ありません)。単語1個を拾うだけでかまいません。ちゃんとした日本語にしようと思わなくてもかまいません。

「さっきね、うちのお母さんから電話があって、お父さんが入院するかもって」
『入院?』。

「ここのところ、ろくに連絡しなくてごめんね。会社の後輩が、ヘマをやってくれちゃってさ、そのカバーで、ずっと残業続きなんだよ。さすがにくたくたで、疲れたよ」
『そう。くたくたなんだ』

相手の話を全部いちいち拾うのではありません。時々でいいのです。「聴いてますよ」のサインですから。

もし、何を拾ったらいいのかよく分からなければ、「そう思うんだね」「そんなふうに感じてるんだね」でもOKです。

あなたがフィードバックをすると、相手はあなたがちゃんと話を聴いてくれていると分かって安心しますし、直したり教えたり責めたりしないと分かって、これまた安心です。安心すると心が開き、もっと本質的な内容も話してくれますし、あなたの話にも耳を傾けようという気持ちが起こってきます。


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