フィードバック3

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意味のフィードバック

人の話を聴くときは、相手の言っていることではなく、言わんとしているところに気を配りましょう。特に日本人は、ストレートに自分の気持ちや欲求を口にしません。意味のフィードバックとは、相手が口にしていない気持ちや欲求をキャッチして、「〜ということ?」「〜なんだね?」と確認することです。

口にしていない気持ちをキャッチしてフィードバックするというのは、前の記事「気持ちのフィードバック」でもお話ししましたから、今回は欲求に焦点を合わせます。リクエストです。

たとえば、電話で「今ちょっと時間とれる?」と言われたとしたら、おそらく相手は何か話をしたいことがあって、あなたに話を聴いてもらいたいのでしょう。ですから「無い」という答えでは、相手はきっと切なく感じてしまうでしょう。

そうは言っても、時間が取れないのは仕方のないことです。しかし、無いなら無いなりに、「何か大事な話がありそうだね」とか「何か話したいことでもあるの?」というふうに、「話をしたいという欲求をちゃんと受け止めましたよ」といったんフィードバックしておきます。それから、「でも、これからすぐに出かけなければならないから、ゆっくり話を聞けないんだ。帰ったらメール入れるから、そのときでいい?」とでも言えば、相手も納得してくれると思います。

私たちは、ついつい言葉尻にとらわれてしまいます。しかし、極端な話、相手が何かを話すときには、いつもこちらに何かリクエストをしているのだと考えて、その欲求をキャッチするように心を配ると、スムースなコミュニケーションができるものです。


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