して欲しいことは何?

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して欲しくないこと・して欲しいこと

中谷彰宏さんが、こんなワークを勧めておられます。(PHP文庫「強運になれる50の小さな習慣」)。

紙を左右に分け、右側にはあなたの大切な人に「して欲しくないこと」を、左側には「して欲しいこと」を書くのです。中谷さんも指摘しておられますが、おそらく多くの人にとって、「して欲しくないこと」のリストの方が多くなるのではないでしょうか。

私たちが家族や友だちなど、大切な人に自己表現する際、「して欲しくないこと」や「して欲しくなかったこと」を伝えてしまいがちです。すると、どうしてもその語調は非難の色を帯びてきます。

すると、相手は「攻撃された」と感じますから、心のガードが上がります。すると、攻撃は最大の防御というわけで、向こうも喧嘩ごしになるかもしれません。あるいは、心を閉ざしてしまい、私たちが本当に伝えたい「して欲しいこと」を聞き取ろうとしなくなるかもしれません。

どちらにしても、「して欲しくないこと」を先に伝えてしまうと、「して欲しいこと」を聞いてもらいにくくなるのです。

あなたは相手に何をして欲しいのでしょうか。それを、しっかり自覚し、相手に分かるように伝えましょう。

して欲しいならお願いする

さて、して欲しいことがはっきりしたら、それをどう伝えるか、です。

それは、「お願いする」ことです。して欲しいのはこちらなのですからね。

人は命令されたり、嫌みを言われたり、脅されたり、恥ずかしい思いをさせられたりして、無理やりやらされるのは嫌いです。そんなことをされると、かえって心を閉ざしてしまいます。

何度も繰り返していますが、相手の心を閉ざしてしまっては、こちらの願いはまったく届きません。そうすると、こちらはますます大声で怒鳴りつけたり、さらにダメージの大きい嫌みを投げかけたり、暴力をふるったり、泣きわめいたりすることになります。

そうすると、相手は根負けして、こちらの思い通りに動いてくれるかもしれません。しかし、二人の関係は、最悪に向かって一歩進むことになります。

相手に奴隷根性で従って欲しいのなら別ですが、大切なパートナーとして愛して欲しいのなら、命令したり、嫌みを言ったり、脅したりしてはいけません。ていねいにして欲しいことを説明して、お願いするのです。


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