ゴルファーとは

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(2006.6.25)

先日、ゴルフをなさる方から興味深い話を聞きました。

ゴルフ場には全部で18のコースがあり、距離の短いホールは3打、長いホールは5打というように、それぞれ標準の打数が決められています。ここをプレイヤーは、できるだけ少ない打数で回ろうとするわけです。

そして、ゴルフ場を設計する人は、そう簡単に攻略できないよう、「この辺に池を設置すると打ちにくいだろう」とか、「ここに林を置いてみよう。そうすると、1打多くかかっても確実に打つ方を選ぶ人と、危険を冒しても木の上を越していこうとする人とに分かれておもしろくなりそうだ」とか、「難しいコースばかり続くと気が萎えてしまうから、このコースはちょっと簡単にしてやろう」とか、様々に考えながらコースを造っていきます。

ゴルフの初心者は、とにかく前に飛ばすのが精一杯なのですが、名実共に「ゴルファー」と呼ばれるようになるプレイヤーは、「その手には乗りませんよ。池の手前で球を止めて見せますからね」とか、「私はハイリスク・ハイリターンを狙いますよ」とか、その場にいないはずのコース設計者と心の中で対話しながら、コースを回るのだそうです。

私たちが経験するすべてのことの背後に、イエスさまがいらっしゃいます。イエスさまは、私たちにとって最善以外のことをなさいません。イエスさまのみこころは、私たちへの愛です。「この出来事を通して、祈りの力を知って欲しいな」とか、「ほっと一息入れて欲しいな」とか、「人の痛みを感じられるようになって欲しいな」とか、イエスさまはご自身の深いお考えの下に、さまざまな出来事を計画なさるのです。

その場その時を生きていくのに精一杯というときもありますが、「ゴルファー」のように、出来事の背後にいらっしゃるお方と対話をしながら歩んでいきたいですね。

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