恐ろしいほど退屈

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(2007.1.14)

フランス最後の王、ルイ16世(マリー・アントワネットの夫と言った方が分かりやすいでしょうか)。彼が王さまになったあと、こんなことを言ったそうです。

「王になる前は、王になったら何でもできると思っていた。しかし、実際王になり、何でもできるようになってみると、恐ろしいほど退屈だ」。

そうして彼は、ほとんど政務には関心を示さず、工房に引きこもって、錠前作りをして日を過ごしました。

私たちは、問題が無くなって、何でも思い通りに行くようになることが幸せだと、どこかで思っているかもしれません。しかし、どうもそうではないようですね。問題が無くなったら無くなったで、今度は「退屈」という問題がやってきます。人間、どうやら問題からは解放されないようです。

しかし、イエスさまがくださる幸せは、問題が無くなることではなく、問題のただ中でも感じることができる幸せです。私たちは、いつでも、どこでも、どんな状況でも幸せになることができます。

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