前を向いて

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(2007.8.5)

私は、結婚式場のチャプレンもやっています。昨日、式の直前に、ブライズルーム(新郎新婦の控え室)で歓談していたとき、新婦さんが「ドレスの裾を自分で踏んづけちゃうんです」とおっしゃいました。

すると、衣装さんがこう言いました。「それは下を向くからです。つまずくんじゃないかと心配だから、ついつい足もとを見てしまうんですよね。そうすると、前かがみになってドレスが下に伸びるので、かえって裾を踏んづけやすくなってしまうんです。胸を張って、まっすぐ前、新郎さんの方を見て歩けばつまずきませんよ」。

結婚式本番。お父さんと腕を組み、凜と背筋を伸ばして歩く新婦さんは、裾を踏んづけることもなく堂々と祭壇の前に進んでこられました。

イエスさまに呼ばれたペテロが、水の上を歩いた奇跡がありましたね。ペテロがイエスさまの方を向いていたときは、彼はしっかりと水上を歩けていました。しかし、足元を見て、波と風に心を奪われたとき、ずぶずぶと沈みかけてしまいました。

不安のあまり、足元を見てしまうと、つまずいてしまいます。イエスさまと、イエスさまの約束から目を離さないで歩んでいきたいですね。

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