言わないと分からない

トップページショートエッセイ集2008年 > このページ

(2008.4.20)

聖書によれば、夫と妻の関係は、イエスさまと人間との関係に似ていると言われます(エペソ5:31-32)。ですから、神さまと人との理想的な関係をモデルにすれば、夫婦関係は非常に良くなります。

人は神さまに向かって、言葉を使って祈ります。そして、神さまも聖書という形で、すなわち「人間の言葉」でご自身の思いを人に語られました。それと同様に、夫と妻も、言葉でコミュニケーションを取らなければなりません。

日本は、伝統的に、言葉によらないコミュニケーション、いわゆる「以心伝心」を大切にしてきました。その伝統は大切にしながらも、やはり言葉によってコミュニケートしていく能力も磨いていかなければなりません。

というのは、以心伝心というのは、双方の文化が同じでないと通用しないからです。このように価値観が多様化した時代では、以心伝心だけでは心と心を通じ合わせることはできません。

何をして欲しいのか(あるいは、何をやめて欲しいのか)、そしてそれはなぜなのかを、きちんと言葉で伝えていますか? 感謝やねぎらいの思いを言葉に出して伝えていますか? 夫に対して、妻に対し、あるいは子どもや他の家族に対して、友だちや同僚に対して……。

「これくらい、言わなくても分かるでしょう?」というのは、甘えです。面倒でも、言葉で伝える癖をつけましょう。これが夫婦円満のコツ。そして、その他の人間関係を良くしていくコツです。

Copyright(c) 2008 Nakadoori Community Church All Rights Reserved.