あなたになら従います

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(2008.10.26)

JR西日本では、福知山線の脱線事故以降、事故の再発防止のために、様々な調査研究を行なっています。先日、その研究成果の一つが発表されました。それは、「部下の仕事に対する責任感の変化と、上司の関わりの関係」です。

部下が何か仕事上の工夫をしたときに、上司がすぐにそれをほめたときには、部下の責任感はアップします。そして、上司がほめないときには、責任感はダウンします。どんなにがんばっても、それを認めてもらえなければ、やる気がなくなってくる。これは読者の皆さんも、経験したことがおありだろうと思います。

ただし、その上司と部下との関係が悪いと、どんなにほめても責任感は上がらないという結果も出ました。嫌いな人から教えられたり、励まされたりしても、あまり効果がないということですね。これも皆さんは経験上、納得できるのでは?

私たちは、子どもや後輩、部下などを教え、導こうとします。その際、何を語るか、どんなふうに教えるかに意識を向けがちです。もちろん、それは大切なことです。しかし、何を語るかも大事だけれど、「誰が語るか」も、教えられる方からすると大事なのだ……これも忘れないでいたいですね。

「あなたの言うことは分かる。でも、あなたにだけは言われたくない」と思われたら、指導者やリーダーとしてはおしまいだってことです。むしろ、「あなたになら従います」と思ってもらえるような自分にならないと。

イエスさまは、私たちを恐怖によって縛り、思い通りに動かそうとはなさいませんでした。むしろ、私たちを愛し、支え、祝福してくださっています。だから私たちは、イエスさまに従いたいと思うのです。

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