幸福感アンケート

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(2009.9.20)

数年前、大阪大学社会経済学研究所が、全国6千人を対象に幸福感についてのアンケートを行ないました。それによると、所得の高さと幸福感は必ずしも比例しないという結果が出ました。また、他人の生活水準が気になる人と気にならない人では、気にならない人のほうが幸福感が高いそうです。

幸福とか不幸とかいう感覚は、それぞれが現状をどう受け止めるかによって決まるようですね。すなわち、自分の置かれている現状を感謝して受け取ることができるとき、私たちは幸福感を感じやすいということです。

そして、他人と比較したり、自分の願望にこだわりすぎたりして、現状を感謝して受け止められないと、私たちの心の内に「不幸」の感覚が生まれてきます。

このアンケートで、私が特に注目したのは、宗教心の有無と幸福感の関係です。信仰を持っている人の方が幸福感が高いという結果が出ています。

信仰の有無によって、幸福感が違うという結果が出たのは、信仰を持っている人は自分の常識や願望や感覚を超えた世界を認め、その自分を超えたもの(クリスチャンにとって、それは聖書とイエス・キリストとを通してご自分を現された神さまです)によって、今自分にこの現状が与えられているのだと認めることができるからでしょう。

今与えられているこの現状は、私たちを練り鍛えるためか、それを乗り越える力を私たちから引き出すためか、私たちを謙遜にするためか、別のよりすばらしい道に導くためか、私たちに神さまの力を知らしめるためか、いずれにしても私たちの最善のために与えられているものです。

ですから、愚痴ってもいいし、何とかしてくれと祈ってもいいので、とにかくこの現状を感謝してみましょう。いや、現状そのものを感謝できなくても(なかなかできませんものね)、神さまが最善を計画してくださっているという点を感謝してみましょう。

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