料理の出てくるレストラン

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(2009.9.27)

以前、福島第一バプテスト教会(佐藤彰牧師)にお邪魔したとき、ある年輩の紳士のお話をうかがいました。

この方は、かつてはひどいアルコール依存症で、すでに天にいらっしゃる奥さまは、大変なご苦労をなさったようです。奥さまは体が弱く、特に心臓に病を抱えていらっしゃいました。そのような中、奥さまは教会に導かれます。

ある時、奥さまはなけなしのお金でご主人のワイシャツを買ってこられました。すると、ご主人は烈火のごとく怒り出し、「こんな金どこにあった。金があるなら酒を買ってこい!」と怒鳴って、そのワイシャツをびりびりに破ってしまいました。

すると、奥さまはその破片を黙々と拾い集め、一言「ごめんなさい」とおっしゃいました。その時、ご主人は「俺の負けだ。体の弱い妻が、どうしてこうも強いのか」と思われたそうです。

ある日奥さまは、恐る恐る「私、洗礼を受けてもいいでしょうか」とご主人におっしゃいました。きっと雷が落ちると覚悟していたのに、「いいとも。俺も一緒に受ける」というご主人の声。こうして、このご家庭は生まれ変わりました。

日本宣教を変えるカギ。それは、私やあなたが、信仰の説明だけでなく、実体を生きて見せることにあるようです。メニューばかりでなく、ちゃんと料理が運ばれてくるレストランのような教会、またクリスチャンでありたいですね。

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