生かす愛

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(2010.9.19)

カンボジア難民キャンプの出来事です。

そのキャンプに病気の幼児がいました。その子はすっかり衰弱し切っており、既に食べ物も薬も受けつけない状態でした。そして、見捨てられ、道端に寝かされていました。

ちょうどその頃、このキャンプにピーターという青年がボランティアとしてやって来ました。彼は、道端に捨てられたように横たわっているその子を見つけると、「僕がこの子の面倒を見てもいいか?」とボランティアのリーダーに尋ねました。リーダーもみんなも「無駄だからやめとけ」と言いましたが、彼はその子を引き取ることにしたのです。

ピーターは、いつもいつもその子を抱いていました。働いている時も、食事の時も、トイレの時も、寝る時も、いつもいつも……。そして、何かにつけてその子に話しかけ、名前を呼んでやりました。反応も何もしないその子に。

ピーターがその子を引きとって3日目。ピーターがいつものようにその子に話しかけると、何とその子がにっこりと笑いかけたのです。 「薬だ! 食事だ!」 ピーターは叫びました。その子はそれから段々回復して、ついに健康を取り戻しました。

ピーターの愛は、死にかけていたその子を生かしました。そして、十字架にかかるほどにあなたを愛されたイエス・キリストの愛。その愛は、あなたに永遠のいのちを与えます。

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