根本治療

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(2010.12.26)

ある人が足に痛みを感じるようになりました。あまりにもひどい痛みのため、階段の登り降りはもちろん、平地を歩くこともままならなくなり、日常生活にも支障を来すようになってきました。あちこちの病院に行きましたが原因は不明でした。

すると、彼の友だちが「似たようなケースを知ってるよ」と言い、なんと歯医者に行くことを勧めました。

歯医者にことの次第を説明し、診察をしてもらうと、歯には痛みが全くないのに、中に少し膿がたまっていることが分かりました。それが顎の骨と神経を圧迫して、全身の骨格にずれをもたらしていたのです。そこでこの人は、根本原因である歯の治療を受け、その結果、あれほどひどかった足の痛みも全く取れてしまいました。

人間は元々幸せに生きられるように造られています。しかし、それを台無しにしているのは、私たち人間の罪……神さまへの反逆、不従順……です。

もちろん、足の痛みの原因がすべて歯の異常であるとは言えないように、すべての事故や病気やその他の問題が、その人の特定の罪のせいだと言うことはできません。ヨハネ9章に登場する人は、生まれつき目が見えませんでしたが、それはその人の罪のせいでも親の罪のせいでもないと、イエスさまははっきりと宣言しておられます。

しかし、生活の中に起こる様々な痛みの中には、私たちと神さまとの関係が、どこかおかしくなっているということを、私たちに警告するために起こるものがあります。最近、どうも自分の生活はおかしいな……そう思われたら、神さまとの関係はどうだろうかと振り返ってみてはいかがでしょうか。そして、思い当たることがあれば、きっちりと悔い改めて、新しく生き直すことが大切です。

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