ビッグ・マウス・フロッグ

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(2011.4.10)

口の大きなカエルがいました。彼は自分の口の大きさがたいそう自慢で、自分よりも大きな口の動物はいないと思っていました。そして、それを証明するために、大口の動物を捜しに旅に出ました。

ウサギに出会いました。小さな口です。カエルは尋ねました。「いつも何を食べてるんだい」。ウサギは答えました。「ニンジンだよ」。するとカエルは大きな口で勝ち誇ったように、

「Really?」
(ああそう。ホント?)

次に牛に出会いました。かなり口が大きい動物ですが、このカエルほどではありません。カエルは尋ねました。「いつも何を食べてるんだい」。牛は答えました。「干し草だよ」。するとカエルは大きな口で勝ち誇ったように、

「Really?」

さらに進むと蛇に出会いました。これまたかなりの大口ですが、このカエルにはかないません。またまた「いつも何を食べてるんだい」と尋ねると、蛇は答えました。「口の大きなカエルだよ」。すると、カエル、おちょぼ口で、

「Really?」

自分が何者であり、何を信じているのか……何事もないときには他の人の前で語ることは易しいでしょう。しかし、それによって馬鹿にされたり、何らかの危険が生じたりするときこそ、実体が明らかにされます。あなたにとって信仰は、虚栄心を刺激するためのものでしょうか。それとも、何にもまして大切な宝でしょうか。

と、偉そうにお説教する私は、自分が前者であることをよく知っています。だから、イエスさまの十字架による赦しと、聖霊さまによる助けをいつも必要としているのです。

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