コーヒーを揺らさず運ぶ方法

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(2011.6.5)

我が家の台所は1階にあります。ですから、コーヒーなどを2階の書斎や居間でいただく場合には、お湯をポットに入れて2階に持っていくか、1階でいれて2階に運ぶかしなければいけません。インスタントの場合には2階にポットを持っていけばいいのですが、モノホンのコーヒーを飲みたい場合には、どうしても1階から2階に運ぶことになります。

さて、私の家内は、どういうわけかコーヒーを運ぶのが苦手で、階段を登るたびにキャーキャー言いながら運んでいます。手元が揺れてこぼしてしまいそうになるのです。揺らさないようにと気をつければ気をつけるほど、よけいに手元が揺れてしまいます。そうして、ちゃぷんちゃぷん揺れるコーヒーを見ると、ますます手元が揺れてしまうのです。

ところが今日はいつもの「キャーキャー」が聞こえません。もう手元を見るのをやめ、揺らさないようにと気をつけるのもやめました。そして、階段の上の方をしっかり見つめ、とにかく2階に行くことにだけ気持ちを集中させました。すると、案外と手元が揺れずにすんだといいます。

目の前の状況ばかりに目を向けるのではなく、神さまが支配しておられる世界、永遠の世界を見据えながら生きることが、状況に左右されないドーンとした生き方の秘密なのかもしれませんね。

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