特別に選ばれて

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(2011.11.27)

ロサンゼルスのある日系人夫婦には、なかなかお子さんが与えられませんでした。しかし、祈って、祈って、祈り続けて13年。ようやく待望の赤ちゃんが誕生しました。しかし、お父さんは、看護師からその赤ちゃんを見せられて絶句しました。明らかに障がいを抱えていたのです。

病室に移されたお母さんが、ベッドの中からお父さんを呼びました。「ねえ、あなた。早く私たちの赤ちゃんに会わせて」。お父さんは、何も言わないで、その子をお母さんの手に渡しました。

すると、一瞬顔を曇らせたお母さんでしたが、すぐににっこりとほほえんでこう言いました。「ねえ、あなた。神さまは、この赤ちゃんをどの夫婦に預けようかと、何年も何年も検討なさって、そうして私たちだったら大丈夫と思われたから、この子が生まれたのよね。私たちは特別に選ばれた夫婦なのだから、きっとこの子をしっかり育てられるわ」。

私たちは、時々「どうして私はこんな境遇に生まれたのか」「どうしてうちの主人は、うちの妻は、うちの子どもはこうなんだ」「どうしてこんなことが私の身に起こったのか」……などと思ってしまうことがありますね。

しかし、神さまは、あなたなら必ずこの境遇から祝福を刈り取ってくれると信じて、それらの出来事が起こることをお許しになりました。そう。あなたも、神さまから特別に選ばれた人なのです。

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