金ぴかの蛇口

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(2012.1.1)

インディオの男性が、商売のために生まれて初めて町に降りてきました。そして、これまた生まれて初めてホテルというものに泊まりました。彼は、そこで不思議なものを見ることになります。

水道です。

蛇口のコックをひねるだけで、水がジャーッと流れ出てきます。何という不思議で便利な代物でしょう。

「これがあれば、うちの村の人たちも、どんなにか水くみが楽になるだろう」。彼はそう思いました。そして、ホテルの従業員に、これはどこで手にはいるのかと尋ねました。彼は、従業員に教えられた金物屋に出かけていきました。そして、その店で一番上等の、金ぴかの蛇口を買い求め、ニコニコしながら村に帰っていきました。

村に到着すると、彼はさっそく長老の家の土壁に蛇口を突き刺しました。それから、村中の人々を集め、この蛇口なる代物が、いかにすばらしいものであるのかを説明しました。そして、人々の期待の中、彼はおもむろに蛇口をひねりました。すると、金ぴかの蛇口からは、豊かに水が流れ出て……くるわけがありませんね。

イエスさまはこうおっしゃっています。

「しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます」(ヨハネ4:14)

水が泉からあふれ出てくるように、内側からあふれ出る喜びや力を体験したいですか?  それならば、まずいのちの水の水源であるイエス・キリストにつながる必要があります。

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