カエルの安楽死

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(2012.1.29)

理科の解剖実験で使うためにカエルを殺すとき、今なら薬品を使うのでしょうが、昔は熱湯に入れて煮殺したのだそうです。カエルを熱湯の入ったビーカーの中に入れると、「熱い!」と叫んで(嘘)、大変苦しみながら果てることになります。

それではあんまりむごすぎるので、まずカエルを常温の水の中に入れます。そして、そのビーカーを火にかけ、少しずつ温度を上げていきます。するとカエルは、温度変化が急激でないため、いきなり熱湯に入れたときのように大騒ぎをせず、だんだんぐったりして……。

私たちの良心と罪の関係も、このカエルと水温の関係に似ています。いきなり巨悪を犯せる人はなかなかいません。「小さな罪」を、小さいからといって悔い改めないで繰り返しているうちに、だんだんと良心が麻痺してエスカレートしていくのです。

逆に、私たちがきよめられていく課程もこれと似ています。私たちはいきなりウルトラマンに変身するようにきよめられるわけではありません。小さな、些細な罪を自覚し、それを神さまに告白し、悔い改め、克服する力を聖霊さまに求めていくとき、次第に強められ、きよめられていきます。

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