呪いを祝福に

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(2012.3.11)

東日本大震災からちょうど1年になりますが、聖書のメッセージの方でこのテーマについてはお話ししますので、ここでは、それと関連しながらも、直接には別の話をさせていただきます。

那須にある不思議絵の美術館に行きました。平面の壁に描かれた絵のはずなのに、立体的に見えたり、見る角度によって長さが変わって見えたり、瞳が動いて見えたり……なかなか楽しめました。

その美術館の中に、「貴婦人と老婆」の絵がありました。同じ絵なのに、見方によって貴婦人に見えたり老婆に見えたりする絵です。最初は貴婦人、または老婆の絵しか見えないのですが、よく見ているうちに突然別の絵に見えてびっくりします。そして、いったん両方の見え方ができるようになると、今度はいつでも自由に貴婦人を見たり、老婆を見たりすることができるようになります。

同じ現象を体験しても、どのような見方をするか、すなわちどのような意味づけをするかによって、それぞれの人にとって違った体験となります。私たちの周りには悲しい出来事や苦しい出来事が数多く起こります。過去は変えられません。起こってしまった出来事は変えられません。しかし、イエス・キリストは、私たちの見方を変えることによって、その体験を祝福へと変えてくださいます。

知人のSさんは、お子さんが1歳半の時に自閉症だと分かりました。その時もショックでしたが、お子さんが成長するにつれ、ますます手がかかるようになり、大変な苦労をしてこられました。

しかし、自分の体験は不幸ではなく、自分が他人の痛みに共感できるようになり、他人に仕えることができるようになるための、神からの訓練なのだととらえたとき、現状は全く変わらなくとも、感じ方が全く変えられたと言います。

イエス・キリストは、あなたの人生にどんな見方の変化をさせてくださるでしょうか。

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