コンマ一つも大切に

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(2012.5.13)

まだ携帯や電子メールなどが無い時代の話。アメリカ人の奥さまがヨーロッパを旅していました。そして、留守番をしているご主人に電報を打ちました。「すてきなブレスレットを見つけました。買ってもいい?」 なんと、値段は500万円。びっくりしたご主人は、即座に返信しました。「No, price too high.」(だめだ。高すぎるよ)

ところが、電信会社の職員が、コンマを一つ打ち忘れてしまいました。「No price too high.」(そんなに高くないじゃん)

もちろん、奥さまは喜んでブレスレットを買って帰りました。ひと騒動の後、ご主人は電信会社を訴え、ブレスレット代金の補償を求めました。そして、裁判の結果、ご主人の主張が認められます。たった一つのコンマの打ち忘れのせいで、電信会社は大金を支払わねばならなくなったのです。

ある時、イエスさまはこうおっしゃいました。

「まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、律法の中の一点一画でも決して廃れることはありません。全部が成就されます」(マタイ5:18)

神さまは真実なお方です。決して約束を違えることはありません。あなたを救うとおっしゃったら、どんなことが起ころうとも決して見捨てたりなさいません。ご自分の語られた言葉の中の、ほんの小さな、取るに足らないような点でさえも大切になさるお方なのですから。

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