恐れてはいけない

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ルカによる福音書12章4〜7節

(2011.10.16)

該当の聖句を読んでみて、分からない単語や言い回し、複数の意味に取れる表現、疑問に思ったことなどはありませんか?

この聖句は、この書全体の中で、どういう位置を占めていますか? 前後を読んだり、参考書を調べたりして、記者の論理の流れをつかみましょう。また、この書の書かれた歴史的、地理的背景も調べましょう。

この箇所は、私たちにどんな教訓やチャレンジを与えていますか?

イントロ

12章のテーマは「恐れ」です。私たちは、本当は恐れなくても良いものに心を奪われ、心を乱してしまいます。神さまは、いろいろなものを恐れて平安を失っている私たちに、何を教えてくださっているでしょうか。

1.私たちが恐れるもの

私たちは様々なものを恐れている

あなたは今、何を恐れていますか? それを自覚できているでしょうか。

エニアグラム

最近注目されている性格分類法の一つに、エニアグラムがあります。これは人の性格を9つのタイプに分類するものです。詳しく知りたい方は、たとえばこちらをご覧ください。

ここで注目したいのは、それぞれのタイプは、何か特徴的なものにこだわりを持ち、それを恐れているということです。
  1. 完全を求めて努力するタイプ1は、不完全である自分が明らかになることを恐れています。
  2. 愛情深いタイプ2は、役立たずだと思われることを恐れています。
  3. 成功を求めるタイプ3は、成功に失敗することを恐れています。
  4. 情感豊かなタイプ4は、平凡であることを恐れています。
  5. 知識を求めるタイプ5は、知らないことを恐れています。
  6. 安全を求めるタイプ6は、攻撃されることを恐れています。
  7. 楽しみを求めるタイプ7は、苦労することを恐れています。
  8. 親分肌のタイプ8は、負けることを恐れています。
  9. 平和を求めるタイプ9は、平安がかき乱されることを恐れています。

恐れは幸福を奪う

恐れは、私たちから自由を奪います。喜びを奪います。他者との愛情に満ちた関係を奪います。
  1. タイプ1が恐れにとらわれると、不完全な自分や他人に対してイライラしてきます。
  2. タイプ2が恐れにとらわれると、役立たずだと思われないように、親切を押し売りし始めます。
  3. タイプ3が恐れにとらわれると、自分の成功のために無理をしたり、他人を利用したりするようになります。
  4. タイプ4が恐れにとらわれると、刺激を追い求めるあまり、あえて問題を引き寄せるようになります。
  5. タイプ5が恐れにとらわれると、知識を得ることだけに集中し、社会との関係が切れていきます。
  6. タイプ6が恐れにとらわれると、人前でオープンに自分をさらけ出せなくなります。
  7. タイプ7が恐れにとらわれると、楽しいことを企画するだけで、実行力が伴わなくなります。
  8. タイプ8が恐れにとらわれると、人と不必要に争ったり、戦いに負けて落ち込んだりするようになります。
  9. タイプ9が恐れにとらわれると、問題が起こらないように引きこもるようになります。

2.私たちが恐れなければならない方

人を恐れている

9つのタイプの恐れを一言で言うと、人を恐れているということです。それに対して、聖書は4-5節のように戒めています。「からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。恐れなければならない方を,あなた方に教えてあげましょう。殺した後で、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなた方にいいます。この方を恐れなさい」。

すなわち、人ではなく、天の父なる神さまをこそ恐れなさいと。

全知全能

私たちが信じる聖書の神さまは、全知全能です。すべてをご存じであり、何でもすることができます。私たちは人や社会の目を恐れますが、そのような者よりもさらに力強く賢いお方が神さまです。

私たちが気にしなければならないのは

それは、神さまが私たちに何を望んでおられるかということです。

3.私たちは恐れなくてよい

恐れなさいとは

今回の箇所で「神さまを恐れなさい」と勧められているのは、「神さまに逆らったら地獄に落とされるから、神さまに嫌われないようにがんばりなさい」という意味ではありません。

イエスさまは、私たちのことを「友」と呼んでくださいました。

また、雀のたとえを読み直してください。「5羽の雀は2アサリオンで売られている」とイエスさまはおっしゃいました。ところが、マタイ10:29では「2羽の雀は1アサリオンで売られている」とおっしゃっています。これが当時の相場でした。本当なら、2アサリオンでは4羽の雀しか買えないはずですが、1羽はおまけでもらえたわけです。そんなおまけみたいな雀でさえ、神さまは配慮してくださっています。

この時期、抜け毛が多いなあと思わされますが、そんなたくさんの抜け毛の一本一本まで、神さまは見ておられるというのです。

そんな雀や抜け毛でさえ神さまが配慮してくださるとすれば、あなたのことを神さまが忘れることなんてあるはずがないではないか……イエスさまはそうおっしゃっています。

神に覚えられている

神に忘れられていない、覚えられているというのは、単に名前を知ってもらっているという以上の意味があります。それは、神さまが全力で守り、祝福の方向へと強力に導いてくださるということです。

私たちは様々な者を恐れ、そのために自由や喜びを失います。しかし、全知全能である神さまが、私を幸せにしようと計画し、そのために様々な手配りをし、奇跡さえも行なってくださると聖書は言います。あなたは、それを信じますか?

まとめ

私たちは、愛と力に満ちた神さまと共にあるので、何ものも恐れる必要がありません。

あなたは、ここからどんなチャレンジを受けていますか? この箇所を読んで、生活や態度をどのように変えるよう示されていますか? 何を決心しましたか? 抽象化しないで、具体的に表現しましょう。


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